AdobeCC(Adobe Creative Cloud)。デザインや動画編集のソフトを探すとき、真っ先に候補に上がるのがこのアドビのソフトではないでしょうか。
代表的なソフトはIllustrator(グラフィックデザイン)、Photoshop(写真加工)、Premiere(動画編集)。プロ御用達のソフトたちです。
プロ仕様というだけあって値段もそれなりに高額になっています。
・アドビのすべてのソフトが使えるコンプリート版通常価格 72,336円/年(税込)※1年契約のサブスク価格です。
月払いだと6,480円/月(税込)ですが、特に学生には痛い出費ですよね。
そこで登場するのが学生向けの学割版、アカデミックパッケージです。
・アカデミックパッケージ コンプリート版価格 39,336円/年(税込)※1年契約のサブスク価格です。
月払いだと3,278円/月(税込)、通常版のほぼ半額!
通常版との違いはなんと値段だけなんです。機能に制限もなければ商用利用もOKです。
機能制限なしで価格がほぼ半額となれば、これは魅力的ですよね。学生じゃなくても・・・
やっぱり学生じゃないと買えないよな〜、嘘ついたらバレるかな〜
そんな皆が思うであろう疑問に答えます。
結果は想像のとおりですが。。。実は。。。ま、読んでみてください。
アカデミック版の購入資格は

アカデミック版は学生・教職員個人版のことで、通常版よりかなり安い価格で購入できます。
公式サイトで初年度の価格は通常価格のなんと65%オフ、かなりインパクトのある価格設定となっています。
個人向け通常価格は月額5,680円(税別)ですが、アカデミック版初年度価格は月額1,980円(税別)。2年目以降でも月額2,980円(税別)です。リーズナブルですね。
そんなアカデミック版の購入資格は、アドビ公式サイトで明確に定義されています。以下、引用です。
対象者について
学生価格でご利用頂ける対象は、13歳以上かつ以下に示す教育機関が提供する3ヶ月以上の課程に在籍する学生/生徒の方です。
・学校教育法に規定された教育機関 (中学校、高等学校、大学、高等専門学校、特別支援学校、専修学校、各種学校)
・職業能力開発法に規定された公共職業能力開発施設および職業訓練法人
・行政が運営する大学校のうち、学位が取得できる大学校
参照:アドビ公式サイト
13歳以上というのが1つのポイントですね。学生であっても小学生は買えないということです。昔は幼稚園生でも買えたという話を聞いたことがありますが今は買えません。小学生ならともかく、幼稚園生にはさすがに難しいでしょうしね。
学生と偽って買うことは可能か

少しでも安く買いたいというのは皆が思うこと。学生って言い張れば買えないだろうかと考えた人もいるでしょう。
これも昔だったら買ってしまえさえすればどうにかなっちゃたようですが、今は買うことすら難しいです。
これは販売形態が変わったことが大きな要因で、昔はDVD(CD)を買うスタイルでしたので代わりに買ってきてもらうということができたわけです。もちろん本当は駄目なことなんですよ!
今はサブスクリプション形式の販売のみです。買ったソフトはダウンロードして使います。ダウンロードする時に学生なのかどうかチェックをされます。
チェック方法は学校から支給されたメールアドレスがあるならそのメールアドレスを使って、なければ証明書類を提出する必要があります。
購入資格の証明について
学校が提供する電子メールアドレスを利用:学校ドメインが含まれる電子メールアドレス(xxx@xxx.ac.jpなど)をお持ちの場合は、この電子メールアドレスを入力することで購入資格の確認が完了します。
学校発行のメールアドレスによる証明ができない場合、資格証明書類の提出をお願いする場合があります。この場合の資格証明書とは以下の通りです。
・学生証/学生手帳
・在学証明書
・健康保険証(中学生に限る)
参照:アドビ公式サイト
しっかりと本人であるかどうかのチェックをされるのでごまかしは効きません。たとえ買えたとしても買っただけでは使えません。アカデミック版で通常とは安いとはいえ高額であることに変わりありません。使えないものにお金を払うほうがもったいないので嘘をついて買おうとするのは諦めましょう。
子供の名義で買えるのか

じゃあ、子供が使う”てい”で買うのはどうだろうか。
子供がいる人の中には、子供の名義で買ってしまえばいいんじゃないかと思う人がいるかもしれません。
結論から言うとこれも駄目です。公式サイトにちゃんと書かれています。
学生・教職員個人版は対象となる方のみがご利用いただけるライセンスとなります。 ご家族であってもご利用はいただけません。
参照:アドビ公式サイト
たとえ家族だとしても本人だけしか使えないんですね。もちろん譲渡もできません。
そんなの誰が使ってるかなんてわからないだろうと思うかもしれませんが、アドビが本気を出せば把握できるのかもしれないですし、今後どうなるかもわかりません。
そんなことにビクビクしながら使うのは健康上にもよくありませんよね。抜け道を探すより、ちゃんと正規の買い方をして堂々と使うのが一番です。
ただし、本当に子供が使うために買うのであれば、親が代わりに購入することはできます。例えば、購入資格のある13歳の中学生は自分のクレジットカードを持つことはできません。その場合、親のクレジットカードで支払うことは可能です。
実は誰でもアカデミックパッケージを買える方法あるんです
この記事にたどり着いてここまで読んでくれたあなたはきっと、AdobeCCを使いたいけど値段が高いんだよなと思っていることと思います。
たしかにAdobeCCは普通に買うと激高です。少しでも安く買いたいと思うその気持ち、ものすご〜くわかります。
では、こんな買い方があるのを知っていますか?
「アドビスクールパートナー」という、アドビ公式の制度を利用した買い方です。
どういう買い方かというと、一般の人でもアドビソフトの講座とセットでAdobeCCのアカデミック版が買えるというものです。
AdobeCCのアカデミック版を買える資格は学生だけに与えられるものですが、講座をセットにすることでそこをクリアするというなかなか力技な販売方法です。一見グレーですがアドビ公式の制度なので完全真っ白な買い方です!
値段は通信講座とセットなのにもかかわらず、Adobeコンプリートプラン1年版が39,980円(税込)
※値段はスクール、プランによって変わります。上記はデジハリONLINEの価格です。
\まずは見てみて!/
あまり知られていない理由は認定されているスクールが少ないからかもしれません。
スクールパートナーが気になったなら、こちらの記事も読んでみてください。
スクールパートナーがSALEを狙うより断然いい理由を書いてみました。AdobeCCを少しでも安く買いたいならスクールパートナーは間違いないです!

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