
アドビCC(クリエイティブクラウド)を安く買う方法を知りたい!!!
プロのクリエイター御用達のAdobeのソフト。性能がいい分お値段もいいので、なかなか手が出しずらいですよね。少しでも安く買いたいのは誰しもが思うことです。
アドビCCを一番お得に買う方法は、学生・教職員限定のアカデミック版を買うことなんですが、当然のことながら学生や教職員でなければ買うことができません。



ひらめいた!学生になっちゃえばいいじゃん!!!
そう思う人絶対いますよね。僕もそれ、考えました。



あれ、学費のほうが高く付く・・・
そうなんです。結局ここに落ち着くってのが落ち・・・なんですが、実は、知る人ぞ知るこんな制度があったんです。
「アドビスクールパートナー」
これこそが、僕が思い描いてた理想の買い方でした。



なにそれ、気になる〜!
この記事では、そんなアドビスクールパートナーとはなんぞや?ってことから、プラチナ認定されている3つのスクールを比較、さらに僕の本職であるデザイナー目線でどのスクール(講座)がおすすめかを理由も含めて紹介します。
料金の面からも僕はAdobeCCを買うならスクールパートナーを全面的に推していますが、公式サイトやAmazonのセールのほうが安いんじゃないかと不安に思ったらこちらの記事を読んでみてください。セール料金と比較しています。
AdobeCCを1円でも安く買いたいと思った僕が調べたレポート記事です。
アドビスクールパートナーとは


まずアドビスクールパートナーとはなんぞや?というところから説明していきます。
あまり知られていないのですが、アドビが公式に行っているプログラムです。もちろんアドビ公式サイトにもちゃんと載ってて、概要はこう書かれています。
アドビ スクールパートナープログラムとは、製品の使い方を最初から学びたいビギナーの方から、スキルを習得してキャリアアップを目指す方まで、幅広い方々に独自の教材およびトレーニングサービスを提供するパートナーを認定するプログラムです。本プログラムには「プラチナスクールパートナー」「ゴールドスクールパートナー」「ブロンズスクールパートナー」の3種類があります。
アドビ公式サイトより
かみ砕いて言うと、アドビ社は、アドビ製品の初歩的な使い方や、使うことを前提としたスキルアップ講座を行ってくれるスクールをパートナーとして認定しますよ。
その特典として、認定されたスクールは通常版より安いアカデミック版(学生・教職員限定で販売しているもの)を講座とセットで販売してOKです。と言っているのです。
アドビ社は、製品を広めてもらえるし、スクールは安い価格でソフトを提供できるので双方にメリットがあります。
これが、パートナーのスクールがアドビ製品(Adobe Creative Cloud)を安価で提供できるカラクリです。
一見怪しい制度のように思えますが、公式が出しているちゃんとした制度なのでむしろ安心できますね。海賊版なんかとは全然違います。
ところで先程の公式サイトの概要文にあった、
- プラチナスクールパートナー
- ゴールドスクールパートナー
- ブロンズスクールパートナー
というワード、気になりませんでしたか?
このランクはアドビ社が定めた基準に達しているかどうかで決まってくるのですが、当然ブロンズよりゴールド、ゴールドよりプラチナのほうが基準値が高くなります。
その分見返りも大きく、プラチナパートナーに認定されればアカデミック版とのセット販売に通信講座が追加されます。※ゴールド、ブロンズは対面講座のみ
そんなプラチナパートナーですが、公式サイトを見る限り現在認定されているスクールは、6校(2022年7月現在)。


通信講座の何がいいのかというと、場所や講師を都度用意しなくていいので講座自体の価格を抑えられる点です。その分セット価格を安く設定できちゃいます。
それでスクールは受講生を呼びやすくなるわけですが、実はこの制度、最終的な購入者である僕たちが一番恩恵を受けられるのかもしれないですね。
「デジハリ」「たのまな」「アドバン」 3つの提携スクールを徹底比較
スクール名 | 料金 | 受講期間 | 受講スタイル | 講座数 | Illustrator | Photoshop | InDesign | XD | Fresco | Dimension | Premiere | After Effects | Dreamweaver | Aero | HTML | CSS | JavaScript |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
デジハリ | 39,980円(税込) | 3ヶ月 | 動画(1ヶ月視聴可、残り2ヶ月は課題添削期間) | 4 | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
アドバン | 39,980円(税込) | 1年 | 動画orテキスト※講座によって異なる | 11 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ |
たのまな | 39,980円(税込) | 3ヶ月 | 動画(1ヶ月視聴可、残り2ヶ月はサポートのみ) ※6ヶ月、12ヶ月プランあり | 5 | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
それではプラチナスクールパートナーに認定されている3つのスクールを比較分析していきます。



あれ?さっきプラチナスクールって6校あるって言ってなかった?
そこを疑問に思ったあなた、するどいですね!
実は公式サイトには6校が紹介されているのですが、実際に通信講座とアドビソフトのセット販売を行っているのが今現在どうやら3校だけみたいなんです。僕が調べた限りなので、見逃しているだけでしたらごめんなさい。発見次第追加していきます!
なので今は3校のみの比較です。
比較ポイントはずばり、値段と講座内容です。
前提として講座内容は基本的にはどこも初心者向けの内容になります。操作方法や基礎知識がメインです。
スクールによって変わってくるのは学べるソフトやスキル、受講形式です。メリット・デメリットを見比べて僕なりの評価をしています。
以下、僕の独断と偏見で、おすすめランキング順に並べてみました。(2023年9月時の僕の評価です※順位変わりました!)
それぞれ特徴をまとめました。上の学校名をからも見たい学校の特徴に飛ぶことができます。
【ランキング1位】デジハリONLINEの特徴
デジハリ(デジタルハリウッド)
◆講座の詳細 | デジハリONLINE |
---|---|
料金 | 39,980円(税込) |
受講期間(サポート期間含む) | 3ヶ月(動画視聴1ヶ月、課題添削2ヶ月) |
学べるソフトやスキル | ・Illustrator〈デザイン〉 ・Photoshop〈デザイン〉 ・After Effects〈動画〉 ・Premiere〈動画〉 ・Dreamweaver〈WEB〉 ・HTML〈WEB〉 ・CSS〈WEB〉 ・InDesign〈グラフィック〉 |
受講スタイル | オンライン動画 ※テキストは付属しません |
その他特記事項 | ・課題添削あり(3回まで提出可)※提出は任意 ・デジハリ生専用のオンラインストア利用可能。 ・申し込みから受講開始まで最短10分。どこよりも早い! |
評価 |
僕の評価は5点満点中5点(満点!!)です。
評価ポイント、まずは料金が39,980円(税込)。表を見ていただくとわかるとおり、今は料金にあまり差がないのですが、他のスクールでは期間限定料金がこの料金だったりします。デジハリは常にこの料金なのでいつでも安心できるのが評価ポイントですね。
講座数は4つなので他のスクールと比べると少なく感じるかもしれませんが、デジハリの場合は1つの講座で複数のソフトや知識を学ぶスタイルです。例えばIllustratorとPhotoshopはソフトは同じ講座で学びます。
デザイン・WEB・動画を網羅した構成になっていますのでバランスがいいです。グラフィックのソフト、InDesignが学べるのも特徴です。誌面(ページもの)のデザインをやりたいなら学んでおいて損はないです。
受講スタイルはオンライン動画(1ヶ月間視聴可能)です。動画は文字や写真の5,000倍の情報量があると言われています。5,000倍すげーっていう実感が湧くことはないと思いますが、一連の動作が見られるのでつまずく箇所が減るのは間違いないです。テキスト教材は付属しませんので、動画が見られる1ヶ月のうちに学び終える必要があります。※講座は1ヶ月しか見られませんが、ソフトはもちろん1年間使えます。
僕がデジハリを評価する1番の理由は、デザイン・WEBの課題に対して追加料金なしでプロが添削してくれる(3回まで提出可)ということです。他校では別料金になるところ、デジハリは基本料金に含まれています。デザインは正解が1つではないので、他者(とくにプロ)の意見はスキルアップにかなり有効です。プラス料金がないのはポイント高いですね!
マイナスポイントとしては、動画教材の更新頻度がちょっと遅いかなというところ。ただし、タイミングによってはちょうど更新したばかりということもありますし、バージョンが変わっても基本部分はそこまで変わらないので大きな問題にはならないでしょう。
デジハリは、納品期間が早い(最短10分)ということも推しています。購入してから10分で使えるって凄いですよね。※クレジットカード決済の場合
そんな「デジハリ」
今使っている人も更新時に乗り換えOK。買い方も簡単なので下のボタンから公式サイトを見てみてください。
\ すぐ使いたいなら迷わずデジハリ/
【ランキング2位】アドバンスクールオンライン


アドバンスクール
◆講座の詳細 | アドバンスクールオンライン |
---|---|
料金 | 39,980円(税込) ※キャンペーン価格 通常価格51,700円 |
受講期間(サポート期間含む) | 1年 |
学べるソフトやスキル | ・Illustrator〈デザイン〉 ・Photoshop〈デザイン〉 ・InDesign〈デザイン〉 ・XD〈デザイン〉 ・Fresco〈イラスト〉 ・Dimension〈3Dデザイン〉 ・After Effects〈動画〉 ・Premiere〈動画〉 ・Dreamweaver〈WEB〉 ・HTML5&CSS〈WEB〉 ・Aero〈AR〉 |
受講スタイル | オンラインテキスト※ダウンロードはできません |
その他特記事項 | ・最新バージョン(2020)に順次更新中※9月よりAfter Effects対応 ・唯一のテキストによる学習で受講期間が長い ・ニッチなソフトも学べる |
評価 |
僕の評価は5点満点中4.5点(おしい!)です。
評価ポイント、まずは料金が39,980円(税込)。こちらも「デジハリ」と同じ価格ですが、キャンペーン価格になります。通常価格は51,700円ですので、キャンペーン時以外は割高になってしまいます。ただし、割といつでもキャンペーンをやっているので通常価格のときはあまりない印象です。なのでこのマイナ評価を見直して2位に変更しました。もしサイトを覗いてみて通常価格でしたら数日待ってみてください。
アドバンの一番の特徴は講座の数(学べるソフト)が、ダントツで多いことです。デジハリで学べるInDesign、たのまなで学べるXDはもちろん、Dimensionという3D合成ソフトやiPadでイラストが描けるFresco、僕もよく知らないAeroというソフトまで学べます。にっちなソフトまで網羅しているので、せっかくコンプリートプランなんだからいろんなソフトに触れてみたいという人におすすめです。


参照:アドバンスクールオンライン公式サイト
受講スタイルは講座によって、動画の講座とテキストの講座に分かれています。他のスクールにもあるPhotoshopのようなメジャーなソフトは動画で、ここでしか学べないDimensionのようなマイナーなソフトはテキスト形式になっています。
また、アドバンの講座は、講座の受講期間がプラス料金なく長いことも特徴です。他のスクールは動画視聴期間が1ヶ月程度が普通ですが、アドバンは受講期間がAdobeライセンスと同じ1年間です。講座数も多いので余裕を持って学べるのがいいですね。
マイナスポイントはデジハリにあった添削がないこと。講座の数をとるか添削をとるかで迷いましたが、添削は代用がきかないので添削のポイントを高くしました。
そんな「アドバン」
アドバンが気になったら公式ページをみてみてください。
\ ゆっくり学びたいならこれ /
【ランキング3位】ヒューマンアカデミーたのまな


ヒューマンアカデミーたのまな
◆講座の詳細 | ヒューマンアカデミーたのまな |
---|---|
料金 | ①39,980円(税込) ②45,800円(税込) ③76,800円(税込) |
受講期間(サポート期間含む) | ①3ヶ月(動画視聴1ヶ月、サポート3ヶ月) ②12ヶ月(動画視聴6ヶ月・サポート12ヶ月) ③25ヶ月(動画視聴12ヶ月・サポート25ヶ月) ※①②③共にソフトが使える期間は1年間です。 |
学べるソフトやスキル | ・Illustrator〈デザイン〉 ・Photoshop〈デザイン〉 ・After Effects〈動画〉 ・Premiere〈動画〉 ・AdobeXD〈WEB〉 |
受講スタイル | オンライン動画 |
その他特記事項 | ・質問は何度でも可能 ・受講期間やソフトライセンス期間が選べる ・IllustratorとPhotoshopの教材はバージョンが比較的新しい |
評価 |
僕の評価は5点満点中4.0点(もうひとこえ!)です。
評価ポイント、まずは料金が39,980円(税込)※講座受講期間1ヶ月の場合。こちらもデジハリと同じくキャンペーン時価格ではなく常にこの料金なのがいいですね。 講座期間が長いプランもありますがアドバンと違って料金が上がってしまうのが残念です。
講座内容はソフト毎に学ぶスタイルで5つの講座(ソフト)が学べます。デザイン、動画、WEBを扱うためのソフトが学べます。比較的新しいWEB用ソフト、AdobeXDが学べるのがいいですね。
受講スタイルはオンライン動画(視聴期間1ヶ月 or 6ヶ月 or 12ヶ月)です。
デジハリにあった課題の添削は、以前はオプションとしてあったのですが、今はなくなってしまったようです。
ですが、講座がリニューアルして実践的になったのはいいですね。初心者がそれぞれのソフトを学んでまずやってみたいと思うだろうことを一緒にやってみる形式です。教則本によくある、まずは基本のツールをひととおり説明されるとかだとすぐに飽きてしまうので最初から実践的なのはとても共感が持てます。使わないツールなんて、説明されても覚えないですからね。
受講期間が選べるのが、たのまなの特徴です。動画視聴が1ヶ月じゃ不安だという人は、プラス料金がかかりますが、6ヶ月や12ヶ月といった長めのプランを選べます。
そんなたのまな
まずは公式サイトから講座内容(何ができるのか)を確認してみてください。
\ これやりたいの講座があるかな? /
まとめ
アドビプラチナスクールパートナー3つの提携スクールを比較して、デザイナー目線で僕なりのランキングにしてみましたが、いかがでしたでしょうか。
スクール名 | 料金 | 受講期間 | 受講スタイル | 講座数 | Illustrator | Photoshop | InDesign | XD | Fresco | Dimension | Premiere | After Effects | Dreamweaver | Aero | HTML | CSS | JavaScript |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
デジハリ | 39,980円(税込) | 3ヶ月 | 動画(1ヶ月視聴可、残り2ヶ月は課題添削期間) | 4 | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ | ◯ | ◯ |
アドバン | 39,980円(税込) | 1年 | 動画orテキスト※講座によって異なる | 11 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ✕ |
たのまな | 39,980円(税込) | 3ヶ月 | 動画(1ヶ月視聴可、残り2ヶ月はサポートのみ) ※6ヶ月、12ヶ月プランあり | 5 | ◯ | ◯ | ✕ | ◯ | ✕ | ✕ | ◯ | ◯ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ | ✕ |
早い、安い、添削ありのデジハリ、講座数が多く受講期間が長いアドバン、リニューアルして講座内容がちょっと実践的になったたのまな、それぞれに強みがありますが、僕の総合的な評価はランキングの通りです。
僕の独断と偏見でランキングにはしましたが、それぞれ特徴があるので好みで選んでもらっても全然OKです。アドバンのみタイミングで料金が高くなる可能性があるので注意が必要です!ほぼないけど。
下のボタンからそれぞれの公式ページに飛べます。
\ ぶっちゃけソフトだけ使えればいいなら最短10分で使える /
\ ゆっくり学びたい、テキスト講座がいいなら /
\ これやりたいの講座があるなら /
Adobeのソフトはサブスクですが、毎月1日換算ではなく、登録した日からの換算になります。なので購入、使用開始は思い立った時で大丈夫。月初まで待たなくても損することはありません。こういうところはさすがですよね!
WEBデザインのスクールを探したいなら、こんな探し方もあります!受講生の評判だけが評判じゃないですよ!!


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