



AdobeCC買ってみようかな。
ふいにそう思っても、衝動的にポチポチするにはちょっとばかり高額なのも事実。
となると狙いたいのはやっぱりセールやキャンペーンじゃないでしょうか。
前もってセールやキャンペーン時期がわかればそこに向けて準備ができます。
でも残念ながらセールの事前告知は行われていません。※一部セールを除く
ならば傾向を予想してみましょう。
この記事では去年(2020年)のセール情報をもとに分析してみました。
また、セールまで待てないという人にもぜひ見てほしいセールではないセール?僕のイチオシの買い方も紹介していますのでよかったら読んでみてください!
AdobeCCのセールはどこで行われている?


AdobeCCは現在、使用する期間のみ料金を支払う、いわゆるサブスクリプション形式の販売のみです。
一度購入すればずっと使える買い切りの販売はしていません。
公式サイト以外ではAmazonと一部家電量販店で販売されています。
- エディオングループ
- コジマ
- ケーズデンキ
- 上新電機
- ZOA
- ソフマップ
- 蔦屋家電
- PCデポ
- ビックカメラ
- ヤマダ電機
- ヨドバシカメラ
実店舗でも買うことはできますが、AdobeCCがセール対象になることはあまりないです。また、近くに店舗がなければセール情報を手に入れることも困難です。
なのでセールを狙うならネットショップだけに絞ってしまってまず問題ないでしょう。
ネットショップでは、公式サイトとAmazonが年に数回セールを行っています。
セールを狙うなら、公式サイトとAmazonは外せません。むしろこの2つだけチェックするだけでもOKです。
では公式サイトとAmazonで2020年にどれくらいセールが行われたのか見てみましょう。


アドビ公式サイトでは、季節の変わり目など年に数回セールを行っています。まずは2020年に行われたセール期間をまとめてみました。


- 4/1〜4/10【10日間開催】春の新生活応援キャンペーン〈29%off〉
- 4/29〜5/8【10日間開催】GW StayHome応援セール〈29%off〉
- 5/25〜5/29【5日間開催】〈29%off〉
- 6/30〜7/9【10日間開催】〈29%off〉
- 8/7〜8/20【14日間開催】〈27%off〉
- 10/1〜10/8【8日間開催】〈27%off〉
- 11/16〜11/27【12日間開催】Black Fridayセール 〈27%off〉
おまけ。
- 1/5〜1/15【11日間開催】初売りセール〈27%off〉
公式サイトでは、5日間から14日間のセールが1年で合計7回行われました。
開催時期はその年によって異なってます。去年行われたからといって今年も同じ時期に行われるとは限りません。
今年は新年1/5から初売りセールがありました。去年はその時期にセールが行われなかったことからもわかると思います。
唯一の例外はBlack Fridayセールです。
Black Fridayは、11月の第4木曜日の翌日にあたる日と明確に決まっています。今年もこの日の周辺は何かしらセールを行うでしょう。
今年2021年のBlack Fridayは11/24の金曜日です。
アドビ公式サイト2020年のセールにおける割引率は、27%〜29%offでした。
開催時期と割引率をみてみると、年の後半からはずっと27%offが続いています。今年開催された初売りセールでも27%offだったことから、今後セール時の割引率は27%offが基本になるのではと予想されます。
27%offの価格は、税込52,536円/年(税抜47,760円)
通常価格は税込72,336円/年(税抜65,760円)なので19,800円の割引です。
約2万円の割引、結構大きいですね。
ただし、この割引価格は初年度しか適用されません。2年目以降も継続利用する場合は通常価格に戻ってしまいますのでご注意ください。
たしかクレジットカード登録をすると、解約しない限り自動更新されてしまうはず。いきなり高くなったとビビらないよう気をつけましょう。


次にAmazonのセール期間をまとめました。こちらも月に1度位のペースで何かしらのセールが行われています。


- 2/1〜2/3【3日間開催】タイムセール〈35%off〉
- 3/30〜4/10【11日間開催】新生活セール〈27%off〉
- 5/25〜5/29【5日間開催】アドビ製品がお買い得〈27%off〉
- 6/29〜7/9【11日間開催】アドビ製品がお買い得〈28%off〉
- 8/7〜8/20【14日間開催】アドビ製品がお買い得〈27%off〉
- 9/28〜10/8【11日間開催】アドビ製品がお買い得〈27%off〉
- 10/13〜14【2日間開催】プライムデー〈35%off〉
- 11/16〜11/27【12日間開催】ブラックフライデー〈27%off〉
- 1/5〜1/15【11日間開催】初売りセール〈27%off〉
Amazonでは、2日間から14日間のセールが1年で8回行われました。
Amazonの特別なセールである「プライムデー」を除けば公式サイトと同じ回数行われたことになります。
開催時期は若干ずれることはありますが公式サイトのセールとほとんど同じ時期に開催されていました。今年のはじめに開催された初売りセールの開催期間がまるかぶりであることからも、この傾向は今年も続くと予想されます。
プライムデーは通常毎年7月に開催されていますが、2020年はコロナの影響で10月開催でした。今年はおそらく通常通りの7月に戻ると予想しています。
Amazonの2020年セールにおける割引率は、27%〜35%offでした。
開催期間の短いタイムセールやプライムデーでは他のセールより7%も安い35%off。他は一度だけ28%offという時がありました他は公式サイトと同じく27%offでした。
Amazonでの27%offの価格は、税込47,760円/年(税抜42,984円)通常価格は税込65,760円/年(税抜59,184円)なので18,000円の割引です。



気づきました?そうなんです。同じ割引率ですが公式サイトとAmazonでは割引後の価格が違うんです。
実はAmazonの表記価格は税込みですが、アドビ公式サイトは税抜き表示。
これが同じ価格ということは、Amazonは公式サイトより消費税10%分通常価格が安いことになるんです。
公式サイトの表示価格⇒65,760円(税抜)
Amazonの表示価格 ⇒65,760円(税込)
消費税の分Amazonの通常価格のほうが安い!
となると、アドビ公式サイトの通常税込み価格は税込72,336円/年なのでAmazonの27%off時の価格は税込47,760円/年になり、アドビ公式サイトの税込み価格から考えると34%offということになります。
ということは、プライムデーの35%offで考えるとAmazonでの35%offの価格は、税込41,962円/年(税抜37,766円)、アドビの通常価格から23,798円の割引です。
これをアドビ公式サイトの通常税込価格と比べると30,374円の割引で割引率はなんと42%になります。
プライムデーは実質42%割引!
Amazonで買うだけでも公式サイトより10%割引っていうのはちょっとした発見だったのではないでしょうか?
そしてプライムデー、35%割引の威力はものすごいですね。狙えるなら狙いたいものです。


開催時期は不定期ですが、注目すべきは3月、4月。セールに名前が付いています。
新生活が始まる3〜4月と新生活が少し落ち着いたGW時期は、新しいことを始める人が多い傾向があります。2020年はそこにセールを当ててきたのだと思います。今年もそこにセールをもってくるのではないでしょうか?
それとコロナ自粛。地域限定で4月7日からで、その後全国に拡大したのは4月16日。Adobe公式サイトのほうが顕著に表れていますが、セールを頻繁に行い始めたのは自粛後です。
自粛で新しいことや副業を始めた人も多かったと思います。デザインや動画編集を始めるためにAdobeCCを求める人が増えたと考えられます。
そんな人に向けて頻繁にセールを行ったとすると、しばらくはこの傾向が続くのではないでしょうか?去年はやらなかった新春セールも今年は行いました。
と考えるとセールの間隔は去年と同レベルと考えていいかもしれません。
割引率も今の傾向だと27%offがメインになりそうです。
ただし注目すべきは、Amazonが税込み表示に対し公式サイトは税抜き表示だということ。
Amazonはすべて税込表示なのでここから消費税がプラスされることはないですが、公式サイトでは決済のときに消費税10%がプラスされます。※購入前に税込価格が表示されますので購入する前にちゃんと確認できます。
元の価格が違ってくるので当然同じ割引率でも料金は変わってきます。
同じ割引率ならAmazonで、できればAmazonの割引率が高い時を狙うのがおすすめですが、本命のプライムデーは1年に一度しか開催されません。
去年の割引率が今年にも適用される保証はないのでリスクは高いです。
そこでひとつ、ちょっと変わった買い方を紹介します。
「セールではないセール」と名付けたい感じの買い方で、認知度はなぜかあまり高くないのですが、もっと広まってもいいんじゃないかと思う買い方です。
この買い方、僕的には一番おすすめしたい方法で、スクールパートナーという制度を利用したものです。
なにがおすすめなのかというと、ぶっちゃけ値段です。
AdobeCCコンプリートプランの通常価格は税込72,336円/年
スクールパートナーで買う場合の最安価格は税込39,980円/年
実に44.7%offで買えるんです。
Amazonプライムデーの35%off価格(実質42%off)は41,962円/年。
多少ではありますが、プライムデーの割引よりもスクールパートナーのほうがお得に買えます。
しかも、スクールパートナー制度で買う場合はソフトにプラスして基礎的な内容の通信講座がセットになっています。
AdobeCC+通信講座⇒プライムデーの割引より安い!
どうです?なかなかいいと思いませんか?



え?やっぱり?
確かに、うまい話には裏があるといいますからね。でも大丈夫!
この買い方のからくりは、スクールパートナーという名のとおり、スクールが関わってきます。
AdobeCCには通常版の他に学生や教職員向けのアカデミック版というものがあるのを知っていますか?。このパッケージは通常版と中身は同じで保存ができない等の制限も一切ありません(商用利用ももちろん可)。
学生向けということで値段だけが抑えられているパッケージになります。
スクールパートナー制度とは、講座とソフトをセットにすることで通常では買えないこのアカデミック版が買えるという制度です。
そしてなによりこのスクールパートナー制度はアドビが公式で行っている制度ですので違法でもなければ怪しくもないんです。
実施しているスクールは限られていて、アドビが認めたスクールだけしか実施できません。これが認知度が低い理由なんでしょうね。
そんなスクールパートナー制度ですが、アドビが定める基準によってランクが定められています。最上級のプラチナランクに認定されているのは現在4つのスクールにのみ。この4つのスクールにだけ通信講座とソフトのセット販売が認められています。
通信講座とソフトのセットだと何がいいのかというと、対面で教える必要がないので価格が大幅に抑えられます。先ほど紹介した最安価格も、通信講座とセットだから実現したと言えます。
最安価格といいましたが、値段の変動がどうなっているかというと、この制度の特徴として講座の内容は各スクールに委ねられているのでスクールによって講座内容に違いがあります。※ただし講座の対象レベルはどこも同じで初心者向けの基本的な操作説明になります。
それに伴い講座の値段もスクールによって違うのです。スクールによっては期間限定で割引キャンペーンを行っていたりもします。
さきほど最安価で紹介したのはデジハリです。他のスクールではキャンペーン時にこの価格になることはありますが、デジハリは常にこの価格です。
またデジハリは、この4つのスクールの中でウェブサイトが一番見やすいので一度覗いてみるといいでしょう。制度のことや講座のこともよくわかると思います。
⇒デジハリ公式サイトをみてみるもし4つのスクールでどれを選んだらいいかわからないと思ったら、デザイナーである僕がデザイナー目線で4つのスクールを比較した記事を書いていますので参考にしてみてください。


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