Photoshopは画像を加工するためのソフト。あれやこれやと機能が追加されて、そのうちなんのソフトだかわかんなくなりそうですが、本業はやはりこれです。
画像を加工するソフトなので、取り扱うデータ形式は必然的にjpegが多くなります。
そんなjpegデータ、あたりまえですが普通は問題なく開けます。
しかし、ごくたまにこんなアラートがでて開けないことがあるんです。
「要求された操作を完了できません。不明または無効なJPEGマーカーが見つかりました。」
「JPEGマーカー?」「見つかったから何?」
なんのことやらよくわかりませんが、OKを押しても開けません。
開けなければ何もできないのでとにかく困ります!
最初に断っておきますが、僕はこういうプログラミング的な知識に明るいわけではないので、ここで紹介する方法が解決策として正しいのかはわかりません。
ただ僕の環境下では開くことができたので紹介します。
やり方は、拡張子を打ち替えることです。
これだけでも力技感がにじみ出ていますよね(笑)
具体的には、「jpeg(jpg)」を「png」に打ち替えます。
できたらこのpngデータをPhotoshopで開いてください。
どうでしょう?開けましたか?
僕はこれで開けたのですが、開けなかったらごめんなさい!!
ふつうに考えたら拡張を打ち替えるなんてデータが壊れそうなんですが、もともと壊れているようなもの(開けない)なので別にいいかな〜と思ってやってみたら開けちゃったっていうのが見つけた経緯です。
みつけた経緯からして力技ですよね。なので開けなくても責任はもてません、あしからず。。。
よくわからないながら、原因を調べてみました。
原因としては、HighMAT方式で保存されたjpegファイルで起きる現象だそうです。
HighMAT方式というのは、画像や動画をCD-Rに焼くときに使われる規格とのことで、保存の為にCD-Rに焼いた画像を開こうとした時に起こるみたいです。
僕がこのエラーに遭遇するデータは、クライアントから送られて来たデータがほとんどなので、確認してはいないですが、一度CD-Rに焼いたデータってことなのかもしれないですね。
これまでPC上で作成したCD-Rなどのメディアは、一般のオーディオビジュアル機器での再生ができなかったり、読み込みに非常に時間がかかるなどの問題が多かったが、このHighMAT規格にもとづいてデータを記録する事により、これらの問題が解消される。音声用フォーマットであるWMA(“WMA lossless”で圧縮した音楽やDRMで保護されたコンテンツには対応しない)やMP3、画像用のフォーマットであるJPEG、動画用フォーマットWMVやMPEG-4などのファイルとそれぞれのメタデータやサムネイル画像などをPCとオーディオビジュアル機器双方で利用できるようになる。
同じjpegでもいろいろ規格が分かれているとか、なかなかややこしいですね。
とにかく今回覚えていってほしいのは。
このエラーがでてjpegデータが開けないときは、拡張子を「png」にしてみましょうということです。
開けちゃえすればなんとでもなりますからね〜。
jpegファイルの拡張子は、jpegとjpgがあるのをご存知ですか?
これ、実はWindowsの前身であるMS-DOSというOSの文字数制限が原因なのだそうです。
MS-DOSでは、拡張子の文字数は3文字までと決められていました。この名残でjpgといった3文字表記が今でも残っています。現在のWindowsでは、3文字制限がなくなったことにより、jpegといった4文字の拡張子も可能にったため、2つの表記が混在しているんだそうです。
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