イラレで文字にフチを付けるときはこんなふうに線幅を大きくしてフチをつけていきます。
そんなとき、書体と文字によってはフチにギザギザしたトゲみたいなものができてしまうことがあります。
今回はこのトゲがつかないようにする方法を紹介します。
1つ目の対処法は、角を丸くすることです。
このトゲは角がとがっていないと出てきません。
角を丸くすることによってトゲをおさえることができます。
やり方は「線パネル」の「角の形状」を真ん中にすることで角丸にできます。
角丸による対処法は、明朝体など柔らかめの書体におすすめです。
また、ゴシック体でもやさしい雰囲気を出したいときは角丸が合います。
一方、角を丸くしたくないときはどうでしょう。
ゴシックのカクカクした感じを活かしたいとき、アメコミ風とか、POPだけどキリッとさせたいときは角を丸くしたくないですよね。
そんなときはここ、比率を小さくしましょう。
ただこれやりすぎると関係ないところに影響がでて縁が切れてしまったりします。
1にするとたいがい切れてしまうので、2か3あたりで調整するといいでしょう。
この調整でほとんどの場合解決するはずです。
それでもどうしてもうまく行かない場合もあります。
そんなときには最終手段を使いましょう。
文字をアウトライン化、さらにパスをアウトライン化して飛び出てしまっているパスを削除する方法です。
アウトライン化するので当然打ち替えはできません。なので最終手段になります。
ロゴにするなど、打ち替えないことが前提のときに使うといいでしょう。
角丸にしてしまえば解決するにはするのですが、個人的にはあまり角丸すきじゃないんですよね。
特に太いゴシック体でドーンって感じのものは角がとがってたほうがかっこいいです。
ま、結論好みなんですがいろんな対処法を知っておくと便利です。
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