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イラレでドロップシャドウが粗い、なんかギザギザするというときの対処法

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とっぽ

あれ、このドロップシャドウ粗くない?ギザギザしているよ

デザイン見習くん

ほんとだ。疲れて目の錯覚ってわけじゃ。。。ないよね

イラレでドロップシャドウがかかっている部分、なんかおかしいって思ったことないですか?

モザイクっぽくなんかギザギザして変だなってこと。

それ、設定が合ってないんです。ちゃんと設定さえしてあげれば直せますよ。

目次

シャドウがギザギザでなんか変

上の画像のシャドウ、なんかギザギザしてますよね。

目の錯覚でも疲れているわけでもないですよ。ちゃんとギザギザしてるので安心してください(笑)。

これが本来のなめらかなシャドウです。明らかに違いますよね。

気づかないで印刷会社に入稿してしまうと、最悪クレームになってしまうので気づいただけでファインプレーです。

ではこの状態。何が悪いのでしょうか。

粗いシャドウの原因と対処法

原因はシャドウの解像度が低いことです。

これは設定で変えられるのですが、ドロップシャドウをかける画面では設定できません。別の項目に「ドキュメントのラスタライズ効果設定」というのがありまして、そこで設定します。

ドロップシャドウだけじゃなく、効果全般に関わることなので別項目になっているんですね。

設定画面を開くと、「解像度」って項目がありますよね。数字、何になっていますか?72ppiになってないですか?

はい。これが原因です。

印刷で推奨される解像度は350ppiです。ま、高解像度の300ppiにしておけば粗く感じることはないと思いますが、350ppiにしておけば厳しい先輩も文句は言ってこないでしょう。

なんで72ppiになっちゃったのか

新規ドキュメントを作る時に印刷用の設定(A4とか)にしていれば、基本この「ドキュメントのラスタライズ効果設定」の解像度は「高解像度(300ppi)」になるはずです。

ではどんなときに72ppiになってしまうか。

そう、WEB用の設定で作ってしまうと72ppiになってしまいます。

印刷用とWEB用の違いって、カラーがCMYKRGBかの違いだけって思いがちなんですが、実はこんなところも違うんです。

「間違ってドキュメントをWEB用で作っちゃったけど、カラーモードをCMYKに変更したから大丈夫っしょ」は、大丈夫じゃないですよ。

特に人からもらったデータを流用するときは気をつけましょうね!

こんなときは要注意

基本的にシャドウが粗いなと気づいたら「ドキュメントのラスタライズ効果設定」の解像度を変えればいいのですが、変えられないものもあります。

こういうデータで、シャドウ部分が分割されてしまっています。

これは、保存するときにバージョンを下げて保存したのが原因です。CCのデータをCS4以下にするとこうなりますね。

透明部分の処理の仕方が変わっちゃったので、効果がラスタライズ化されてしまっている訳です。

こういうときはもうどうしようもないのでシャドウ部分を一旦消して、もう一度シャドウをかけてください。

保存するときは、どうしようもないとき以外はバージョンを下げない。下げるときは別にバージョンを下げてないものも残しておく。

これが後々面倒くさくならないコツです。

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この記事を書いた人

デザイナー歴16年の会社員デザイナー。Mac好き、イラレ好き、フォトショまあまあ。漫画や映画をデザインの糧にしてます。このブログではデザインに関することを中心に発信しています。インスタで毎日ロゴをアップしてます。Twitterはサボリ気味。。。

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