アドビソフトの買い方をわかりやすくまとめてみました

【2020年】デザインに使うMacの最低限必要なスペックは?

会社でMacを使っているけどやっぱり家にも欲しいな〜。でも高いんだよね。中古で買うとして、どこまでのスペックが必要なのかな?
確かに最新のMacは高いね。もし中古を狙うなら用途を考えてスペックを選ぶといいよ

用途は会社の仕事を持ち帰りたいって訳じゃないんだけど、家でもデザインのソフトを使いたいんだよね。
だったらAdobeの推奨スペックをみて決めるといいかもね。

デザイン用途でMacを探すなら、Adobeのソフトを基準に考えると間違いないです。デザインソフトは色々ありますが、やはり主流はAdobeのソフト。プロとしてデザインの仕事をするなら、IllustratorとPhotoshopは避けて通れません。

スペックとかよく分からないというのであればとりあえず最新機種を勧めますが値段は高いです。中古でいいから少しでも安く買いたいというならスペックと価格を見比べて妥協点を探すしかありません。

この記事では、今買えるAdobeソフト(Adobe Creative cloud)の必要スペックと僕が使用しているMacを考慮しつつ、独断と偏見で今デザインに使える最低限のスペックのMacを考えてみます。

サクサク動作を犠牲にしてでも予算を抑えたい人、古いMacが使えるか知りたい人は参考にどうぞ。

今買えるAdobeソフトのバージョンは

2019年11月現在、購入できるAdobeソフトのバージョンはCCというバージョンで、月額いくらで使い放題という月額制での買い方のみになりました。※2019年11月のバージョンアップで名前のCCが年号に変わりました(IllustratorCC→Illustrator2020)。

使えるソフトの種類は1本のみ使える単体プランから全てのソフトが使えるコンプリートプランまであり、需要に合わせて選択できますが、複数使う予定があるならコンプリートプランが圧倒的にお得です。

当初、この月額制販売の売りとして、CCより1個前のCS6というバージョンから順次更新される最新バージョンまでのすべてのバージョンが使用できるはずだったのですが、2019年5月に突如方針が変更され、最新バージョンとその前2バージョンまでしかダウンロードできなくなってしまいました。

事前告知もなかったのでこの時期結構ざわつきました。

なので本来ならCS6が動作すればなんとか使えるかなと思っていたMacのスペックもアドビソフトのバージョンアップの度に見直さなければならないので迷惑な話です。

バージョンによる互換性は

IllustratorやPhotoshopといったソフトは、度重なるバージョンアップを経て今のバージョンになったので、古いバージョンと新しいバージョンでは互換性に問題がでてきます。

バージョンアップの度に新しい機能が追加されますので当然といえば当然ですが古いバージョンのソフトで新しいバージョンのファイルは開くことができません。

実は中古であればCS●●といった古いバージョンのソフトを買うことはできるのですが、今回この記事で最新バージョンを基準としたのはこの互換性の問題もあるからです。

Photoshopは、開くだけなら割と互換性はあるのですが(一部編集できない可能性は大いにあり)、問題はIllustratorです。Illustratorの場合、自分が使っているバージョンより高いバージョンで保存したファイルは、基本的に開くことができません。

古いバージョンで開く必要がある場合は、保存するときに開きたいバージョンの形式を選んで保存することができます。

その場合は開けることが優先されるのでそのバージョンで対応していない機能で作られたオブジェクトは編集できなくなってしまいます。

バージョンを落として保存するのが推奨されないのはそのためです。

最新のバージョン2020はCCではないの?

Adobe Creative Cloudになってからバージョンの名称はCCというものもでしたが、2019年11月のバージョンアップで名前がCCから2020に変更されました。

CCは、2013年の販売当初から複数回バージョンアップし、名前のCCの後にバージョンアップした年号、例えばCC2018という名前で区別されています。

それでも同じCCであれば互換性があり、CC2018で保存されたファイルをCC2014のソフトでアラートがでずに開くことができます。

以前はバージョンが違えば開くこと自体ができなかったので、この差は大きいです。

例えばクライアントからIllustratorのデータが送られて来た際、開くことができないと再度バージョンを下げたデータを送ってもらう必要があります。手間と時間を無駄にしてしまうのはもったいないです。

なのでMacのスペック選びはCCのソフトが動作するスペックであるのが望ましいです。ちなみにバージョンアップした2020というバージョンはCCと互換性がなくなってしまったのですが、今はまだCCユーザーのほうが多いのでCC基準で考えて問題ないと判断しました。

アドビが推奨するスペックからの検証

Adobeの公式サイトを見ると、それぞれのソフトの動作環境が見られます。

動作環境では、動作させるのに最低限必要なスペックと快適動作のために推奨するスペックが確認できるので、これを見ることでどのMacを買うべきか判断することができるのです。

以下に、公式サイトのIllustratorとPhotoshopの動作環境を載せますので、参考にみてみましょう。

IllustratorCC(2015)

2019年11月現在、Adobe Creative Cloudでダウンロードできる一番古いIllustratorのバージョンです。

・Intel マルチコアプロセッサー(64-bit 対応必須)

・Mac OS X バージョン 10.9、10.10 または 10.11(推奨)

・2 GB 以上の RAM(8 GB 以上を推奨)

・2 GB 以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(大文字と小文字が区別されるファイルシステムを使用している場合や、取り外し可能なフラッシュメモリを利用したストレージデバイス上にはインストール不可)

・1,024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ(1,280 x 800 以上を推奨)

・オプション:GPU パフォーマンスを使用するには、Mac に 512 MB 以上の VRAM(推奨:2 GB)があり、コンピューターで OpenGL のバージョン 4.0 以降がサポートされている必要があります。

出典:Adobe公式サイトより

Illustrator2020

最新バージョンも比較用にどうぞ。

・Intel マルチコアプロセッサー(64-bit 対応必須)

・macOS バージョン 10.15(Catalina)、macOS バージョン 10.14(Mojave)、および 10.13(High Sierra)

・8 GB 以上の RAM(16 GB 以上を推奨)

・2 GB 以上の空き容量のあるハードディスク(インストール時には追加の空き容量が必要)、SSD を推奨

・1,024 x 768 以上の画面解像度をサポートするディスプレイ(1,920 x 1,080 以上を推奨)

・オプション:GPU パフォーマンスを使用するには、Mac に 1 GB 以上の VRAM(推奨:2 GB)があり、コンピューターで OpenGL のバージョン 4.0 以降がサポートされている必要があります。

出典:Adobe公式サイトより

PhotoshopCC(2017)

Photoshopの場合はCC2017が今ダウンロードできる一番古いバージョンになります。

・64 ビットをサポートしている Intel マルチコアプロセッサー

・macOS バージョン 10.13(High Sierra)、10.12(Sierra)、Mac OS X バージョン 10.11(El Capitan)、または Mac OS X バージョン 10.10(Yosemite)

・2 GB 以上の RAM(8 GB を推奨)

・4 GB 以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(大文字と小文字が区別されるファイルシステムを使用するボリュームにはインストール不可)

・1024x768 以上の画像解像度をサポートしているディスプレイ(1280x800 以上を推奨)および 16-bit カラー、512 MB 以上の専用 VRAM(2 GB 以上)を推奨*

・OpenGL 2.0 対応システム

出典:Adobe公式サイト

Photoshop2020

こちらがPhotoshopの最新バージョンです。

64 ビットをサポートしている Intel マルチコアプロセッサー

・macOS バージョン 10.13(High Sierra)、macOS バージョン 10.14(Mojave)、macOS バージョン 10.15(Catalina)

・2 GB 以上の RAM(8 GB を推奨)

・nVidia GeForce GTX 1050 または同等。nVidia GeForce GTX 1660 または Quadro T1000 を推奨

・4 GB 以上の空き容量のあるハードディスク。ただし、インストール時には追加の空き容量が必要(大文字と小文字が区別されるファイルシステムを使用するボリュームにはインストール不可)

・1280 x 800(UIスケーリング 100%時)以上の画像解像度をサポートしているディスプレイおよび 16-bit カラー、512 MB 以上の専用 VRAM(2 GB 以上)を推奨

・OpenGL 2.0 対応システム

出典:Adobe公式サイト

推奨スペック表を並べましたが、これだけでは分かりにくいですよね。
最低スペックのMacを知るべく細かく分析していきます。
※単にMacといってもiMac、Macmini,Macbookなど色々シリーズがありますので今回はわかりやすいようにiMac基準で考えてみます。

まず全てのバージョンで必要な条件である、64bit対応のIntelマルチコアプロセッサーですが、iMacの場合、CPU(プロセッサー)がcore2duoになったときに32bitから64bitになったそうです。

core2duoはiMac late2006(搭載OS:MacOS10.4.7)から搭載されました。

次に対応OSですが、IllustratorCCがMacOS10.9、PhotoshopCCはMacOS10.10以上が必要です。

先程のiMac late2006は標準でMacOS10.4.7が搭載、最大限までアップグレードしても10.7までしか対応していません。

そこで、つぎに候補に上がるのがiMac2007です。こちらは標準でMacOS10.5が搭載されていて、10.6を所持していれば(現在入手困難)10.11までアップグレードすることができます。

なのでこれを基準に考えたいところですが、OS10.6が入っていないと10.11にできないという条件付きなので除外し、元からOS10.6が搭載されているiMac2009を基準とします。

※現在入手できるMacOSは10.11以降です。公式サイトから無料でダウンロードできますが、インストールできる条件として、iMacであれば2007年以降に発売された機種かつOS10.6以降を搭載となっています。

メモリはIllustratorCC2015、PhotoshopCC2017ともに2GB以上のRAMを必要としています。iMac 2009の最低構成で2GBですので、ギリギリクリアしています。

ストレージはIllustratorCC2015で2GB以上のハードディスク、PhotoshopCC2017で必要なのは4GB以上のハードディスクです。

iMac 2009の最低構成で320GBですので問題ないでしょう。

ディスプレイの解像度、グラフィックについてもiMac 2009のディスプレイは1,680 x 1,050ピクセル解像度でクリア、VRAMは256MBで512MBに届いていませんが、GPU(処理を高速化する機能)を使用しなければ大丈夫です。

以上のことから、僕の見解ではimac 2009が今現在デザインに使える最低スペックのMacになります。

ただし、これはギリギリ使えるラインを見極めたもので、快適に使えるものと考えるとこれより高スペックが求められるので注意が必要です。

後々まで使うことを考えたらやっぱり現行の機種がおすすめです。

10年使うことを考えたら今投資するのは悪くないかもです。

スペックアップに迷ったらここに注目

古いMacを手に入れてそこからスペックアップするならどこを変えたら効果が高いの?

スペックアップを考えたとき、「どこに手をつけたらコスパがいいか」疑問に思うのではないでしょうか。

これはズバリ「メモリ」「ストレージ」です。むしろこの2つだけで大丈夫です。

メモリは作業を一時記録するもので、よく作業机に例えられます。

メモリが大きければ大きいほど一度に作業できるスペースが大きくなるので作業がはかどります。

一方、メモリが小さいと1つ作業するのに机を目一杯使ってしまいます。その結果同時に他の作業をしたくても作業スペースがないので順番待ちをするしかないので処理がおそくなってしまうのです。

メモリを増やす場合に、1つ注意点があります。基本的にメモリを一段回増やすと倍になります。

例えば、メモリ4GBじゃ少ないな〜と思った場合、その上は5GBじゃなくて8GBに。8GBより大きくしたいなと思った場合、その次は16GBです。

なんでそうなるのか気になる人はググってみてください。難しい話は必要ないという人はそうなるんだと覚えておくだけで大丈夫です。

続いてストレージですが、こちらは容量ではなく形式が重要な要素です。

ちなみにストレージというのはハードディスクのことなんですが、SSDというのを聞いたことありますか?

SSDはソリッドステートドライブというもので、ハードディスクの代わりになる記録媒体です。

何が違うかというと、書き込み時、読み込み時のスピードが圧倒的に違います。

体感で言うと、軽トラックとF1くらいでしょうか。ほんとそんな感じです。

なので古いMacを使うのであれば、SSDは激推しします。ハードディスクからSSDに変える作業は頑張れば自力でもできます(保証は効かなくなりますが)。

Macが古くなったから買い換えようとお考えならこれだけ変えてみるのもありかもしれませんよ。

自分で交換するのが不安なら、お店に頼むのも手です。

秋葉館オンラインショップ

ただちょっと割高なんですよね。費用対効果を考えるなら、思い切って買い替えも視野にいれるといいでしょう。

Macを買い換える際は、手持ちのMacを売って資金の足しにするといいです。Mac買取専門の業者もあります。梱包資材を送ってくれるので車がない人にはとても便利です。

ユーザー満足度98%のMac買取専門店

僕のMac環境を紹介

余談ではありますが、ここで僕の去年までのメインMacを紹介します。

機種はiMac Mid2007、さきほどOSの問題ではじいた機種です。僕は段階的にアップグレードしたので最終的に10.11にしています。

CPUは買ったときのままのIntel Core 2 Duo、CCを起動できる最低限のスペックです。メモリは4GB、ストレージはSSDの250GBに変更しています。

スペックアップ遍歴はこんなです

購入当初のメモリは1GB、ストレージはシリアルATAのハードディスク250GBが搭載されていました。

OSはMacOS10.5がインストールされていましたが、割と早い段階で10.6にアップグレードしました。

当時のIllustratorとPhotoshopは最新バージョンがCS3で、そのとき僕が使っていたのがCS2、動作はストレスなく動いていました。

その後、CS3にアップグレード。すると少し動作が重く感じるようになり、Macを新しくするか迷いましたが試しにメモリをMAXの4GBまでアップしたところ、CS3でもサクサク動くようになり、使い続けることにしました。

この経験でメモリの重要さを痛感しました。

MacOS10.6は、2013年9月12日のアップデートを最後に、今はサポートも終了しています。

サポート終了を機に、思い切ってOSを10.9までアップグレードしました。

メモリを増設したとはいえ8GBがスタンダードな時代の4GB。やはり10.9は重く、起動時間も長く感じます。

しばらくして電源が付かなくなり、ネットで購入し自力で交換するというトラブルもありましたが見事復活。2度めの買い替え危機を乗り越えました。

その後、結婚式用のムービー制作をする機会があり、Premiere(映像編集ソフト)やAfter Effects(映像加工ソフト)を使うためアドビクリエイティブクラウドを入れることを決意。今思うとかなり無謀でした。。。

しかし、アドビクリエイティブクラウドをいれるにはMacOS10.11以上が必要とのこと。iMac Mid 2007はギリギリアップデート対象機種に入ってたのでさらに重くなること覚悟でアップグレードを試みました。

結果はわかりきっていましたが予想通りの重さで、3度目の買い替え危機が訪れます。

メモリはすでにMAXまで積んでいるので最後のあがきはSSD化くらい。買い換える前にせっかくだからと試してみました。

すると結果は効果てきめん。

早くなるとは聞いていましたが、まさか10年前の機種がここまで動くとはというレベルに。

とはいえ当時のIllustratorとPhotoshopCCは2013(無印)、今現在では入れられないスペックだからこそなんですけどね。

と、ここまでスペックアップを繰り返しなんとか寿命を延ばしてきましたが、去年2018年12月に新しいMacを購入。メイン機種から引退しました。

余談でしたが、僕の実体験からメモリとSSDの影響力の大きさを少しでも伝えられればと思い書かせていただきました。参考になれば嬉しいです。

まとめ

今デザインに使える最低限のMacスペックについて、Adobe Creative Cloudを基準に紹介してきました。

それ以前のパッケージ版を基準に考えればもう少しスペックを落とすこともできますが中古でパッケージ版を買うのはおすすめしません。

どうしてもというなら出どころがしっかりしているちゃんとしたお店から買いましょう。

以下、この記事のまとめです。

今デザインに使えるMacの最低ラインは

ずばり、iMac 2009ただし本当に最低ラインなので快適に使いたいならもう少しスペックをあげましょう。

古いMacをスペックアップするならどこから

メモリストレージです。ここからというよりこの2つだけでいいです。

メモリは型番によって種類が異なります。購入するときは要注意!

SSDはだいぶ値段が下がってきました。できるだけ容量が大きいものを選びたいものです。

今回は、買ってすぐ使えてお手頃なiMacに限定して紹介しました。スペックに注目すればMacBookなど他のシリーズにも応用できるので参考にどうぞ。

Macを手に入れたらお次はAdobeのソフトを手に入れないとですね。学生も社会人もそれぞれお得な買い方があります。こちらの記事で紹介していますので興味があったら読んでみてください。

【学生も社会人も】アドビってぶっちゃけいくらでどうやって買うの?

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